健康の為にとても重要な役割をもつ「腸」の全てをまとめました。
「最近なぜか体調が悪い、、、」「朝起きるのがつらい、、、」「肌荒れが直らない」
このような症状は全て腸が原因であるケースが多くあります。 今回、腸について書かれた以下の2冊の本を参考に、腸に関する全てをお伝えいたします。
まず上記2つの本にて書かれている、腸に関する最も重要な「結論」をお伝えいたします。
・腸にとってダメな食べ合わせをしない
・腸内環境を整える食事を摂る
・適切な間隔で食事を摂る
これだけです。少しのことを意識して習慣づけることで間違いなく健康になっていく事を実感できると思います。
腸にとってダメな食べ合わせをしない
腸は胃で分解された食物の栄養を吸収して行くのですが、その際に重要なのが消化のスピードとなります。消化の早いものと消化の遅いものを同時に食べると、消化の遅いものが消化の早い食べ物の消化を妨げてしまう事が、「腸がすべて」の著者アダムスキー氏の研究により明らかになっています。
消化を阻害された食べ物は腸の中で腐ってしまいます。その結果通常の20倍もの毒素を排出し、肌荒れ、疲れ、体調不良へ繋がります。(う〇こも臭くなります。)
しいては、様々な病気に繋がります。 逆にこの消化スピードを意識する事で健康で長生きの生活へつながっていきます。
ファストの食品一覧
「消化の速い食品(ファスト)」は消化管全体をたった30分で「走り抜け」ます。
果物、ヨーグルト、トマト、カボチャ、パプリカ、唐辛子がファストの食品です。
スローの食品一覧
「消化の遅い食品(スロー)」。これは、口から胃までを4〜5時間、さらに小腸を通過するのに7〜9時間かかります。ファスト、ニュートラル以外の殆どの食品がスローに該当します。
パスタ、パン、米、ピザ、じゃがいも、とうもろこしなどの穀類、肉、魚、チーズ、卵、豆、豆腐、グルテンミートなどの動物性・植物性たんぱく質、くるみ、ヘーゼルナッツ、アーモンド、栗、ピスタチオ、ピーナッツなどのナッツ類
ニュートラルな食品(腸の流れの促進剤となる食品)
油、酢、にんにく、玉ねぎ、エシャロット、ハーブやスパイス(ただし、カレー粉や唐辛子やパプリカ由来のスパイスを除く)、ナス
ワイン(赤がおすすめ)、牛乳、砂糖、紅茶、コーヒー、チョコレート(ミルクチョコレートではなくビターチョコレート。カカオ70%以上のチョコレートを選ぶこと)もそうです。
「腸がすべて」の科学的根拠、論文
ベストセラーとなり、評価の高い本書ですが、根拠厨の筆者にとって気になった点があります。それは、根拠となる論文の開示が少なく、またその実験対象もラットであったり、人間に対する科学的な効果がはっきりと分かっていないという点です。
ということで、長々と解説しましたがここまでは話半分に聞いておいて構いません。(笑)
ここからが本番です。
腸内環境を整える食事を摂る
腸内には様々な菌があり、多様性があるほど良いと言われています。そのため、抗生物質を頻繁に飲んだり殺菌をしすぎると多様性がなくなり、腸内フローラのバランスが悪くなります。善玉菌、悪玉菌、日和見菌(どちらにも成る菌)の最適なバランスは善玉菌20%:悪玉菌10%:日和見菌70%です。
日和見菌は勢力の強い方を味方します。そのため、善玉菌を悪玉菌より多くすればよいのです。では、どうすれば善玉菌を増やせるのでしょうか。簡単です。
ビオフェルミン飲む
これだけです。
そして腸内細菌の餌を食事から取ればよいのです。具体的には、キムチ・納豆・ヨーグルトなどの発酵食品と食物繊維を取ればよいのです。
シンプルですがとても重要なことです。
ビオフェルミンを飲んで、発酵食品・食物繊維をとる。
簡単ですね。
適切な間隔で食事を摂る
ではどのタイミングで食事を取ればよいのか。コレも単純です。
いつでもOK
ただし、2つだけ注意していただきたいことがあります。それは
・食べすぎない
・空腹の時間を作る(12~16時間)
です。内臓は働き続けることができないので、休めてあげる必要があります。よる19時に夕食をとれば次の朝食までには12時間以上空くでしょう。なるべく夜遅い時間にたべないようにしましょう。
コメント
[…] 腸内細菌を正しく増やし、適切なバランスに保つことで栄養を正しく吸収できるようになります詳しくは前記事「【菌と消化】腸に良い食べ物とダメな食べ合わせ」を参考にしてください。 […]